GSMとは

欧州が標準化したディジタル携帯電話システム方式。当初は標準化グループ名を取って,「group special mobile」と呼んでいた。
 現在,世界で最も普及している携帯電話方式であり,多くの国の間でローミングを実現している。1992年から欧州各国で商用化がスタート。2003年12月末時点でユーザー数は9億7000万に達する。GSM方式の普及促進や機能・サービス向上を狙う業界団体GSMアソシエーションによると,同時期のCDMA(cdmaOneとCDMA2000)ユーザーは1億8100万,PDCは6310万,TDMA(D-AMPS)は1億1300万。
 GSMの特徴の一つは,携帯電話機から着脱可能な「SIMカード」(subscriber identity module)と呼ぶ加入者IDカードを採用した点。SIMカードに加入者情報,電話番号を記憶させ,端末の買い替えを容易にした。
 また,通信事業者間でのサービスの取り決めのため,87年に「GSM MoU Association」(現GSMアソシエーション)を結成。サービスや機能の向上のための仕様統一や網間インタフェースに関する規約を決めている。
 GSMは当初,周波数として900MHz帯を使い,1キャリア(搬送波)に8ユーザーを多重するTDMA/TDD方式を用いていた。現在では,400MHz帯を使う「GSM400」や1.8GHz帯を使う「DCS1800」(GSM1800),1.9GHz帯を使う「GSM1900」という方式もあり,これらのサービスと区別して900MHz帯のGSMを「GSM900」と呼ぶ。また,GSMネットワークに付加して使用する高速パケット通信規格として,「GPRS」と「EDGE」が標準化されている。GPRSは2001年から,EDGEは2003年から商用サービスが始まった。

(引用元:http://itpro.nikkeibp.co.jp/word/page/10008331/)

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